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脳と眠り

 暮らしのなかでできる
「脳」のアンチエイジング術



よい眠りで、脳を元気にする

生活リズムの基本となるのが睡眠。睡眠は脳の働きと深く関係しています。

良い眠りは、脳の健康を保つためにとても大事なこと。睡眠不足は脳の大敵です。

最低でも6時間の睡眠を。そして、朝陽を浴びて体内時計をリセットすることで生活にリズムができます。

生活リズムを整え、脳の若さを保つ場所として、寝室を見直してみましょう。



ぐっすり眠れる環境をつくる
ぐっすり眠れる環境をつくる

年齢とともに睡眠の質も変化し、次第に眠りが浅くなるといわれています。質の高い睡眠を得るためには、寝室の環境が大切になってきます。

照明や音が気にならないか、

適切な室温や湿度になっているか、

そして気持ちが落ち着くインテリアなど、「眠りのための環境をつくる」という視点で寝室をチェックしてみましょう。

また、寝室はオンからオフへ一日の気持ちを切り替える場所でもあります。そう考えことで必要なことや欲しい機能も見えてきます。

読書用のライティングデスクを置く、リフォームでシャワールームを併設させるなど、自分らしくリラックスできるアイデアをイメージしてみましょう。



脳を休ませる 
監修:築山節/脳外科医 北品川クリニック所長

脳も使い過ぎると、オーバーヒートします。脳を健康に保つためには、脳と身体の両方を休ませるようにしましょう。

眠りを取らないと、脳はリフレッシュしません。

睡眠には、脳が活発に動いているレム睡眠と、身体も脳も休んでいるノンレム睡眠があります。レム睡眠は、コンピューターに例えると再起動している状態で、脳の中の情報を取捨選択し整理するのに欠かせません。レム睡眠が充分にとれないと、朝、リフレッシュした脳にならないのです。

理想的な睡眠の環境とは、このレム睡眠中に光や音などの新たな情報が入りにくいこと。そして、眠りにつきやすい居心地のよい場所にすることです。

脳には、休息が大切。オンとオフの切り替えをしっかりつくってあげましょう。最も大切なオフが「眠り」なのです。


...脳の正しい使い方




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