セカンドライフのマネープラン
ポジティブお金メソッド
子どもの教育費や住宅ローンが一段落するこれから、「老後のことが気がかりだ」「子どもや孫のために」という気持ちで、ただ漠然とお金を貯め続けていると、自分自身のためには使いにくくなってしまうことがあります。
老後資金も視野にいれつつ、これから先をいきいきと輝けるように、上手な“お金の管理センス”を身につけておきたいものです。
将来に向けたわが家のマネービジョンを、前向きに、楽しみながら考えてみましょう。暮らしをポジティブに見直すヒントにもなります。
60代に入ると働き方が大きく変わります。ここでは、セカンドライフの資金計画やマネープランに関わる情報を紹介しています。※ご紹介したい情報をお持ちの方は こちらからお問合せください。
ここでは、50歳から暮らしに関わるお金の情報を紹介しています。
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◆高年齢雇用継続基本給付金
60〜65歳対象。60歳までと同一の会社に継続雇用される場合、給与が75%以下に下がる場合などに受け取れる。
◆常用就職支度手当
45歳以上の中高年や障がい者など就職が困難な人対象。ハローワークの紹介で就職できた時点で失業給付基本手当の残日数などに応じて受け取れる。
◆高齢者向け返済特例制度「リバースモーゲージ」
土地や建物を担保に入れ、死亡あるいは転居と同時に売却などで一括返済に充てるという融資の仕組み。使い方次第ではメリットも大きいがリスクもあり、相続後の資 産が減るので確認を。
50歳からはじめる暮らしのリ・デザイン note P10-11 |
お金のTopics-1 |
セカンドステージ以降も、住まいに関してはリフォームや住み替え、建て替えなど、少なからずの出費を予定している方も多いことでしょう。
その一方で、既に購入した住宅の資金のローンを抱えている場合も…。この先の住宅資金にまつわるトピックを集めました。
「50歳からの住まいを考える」はこちらから
リバースモーゲージとは、自宅を担保に入れ、家に暮らしながら毎月一定額の融資を受けることができる高齢者対象の新しい仕組みです。
借りたお金は、契約終了時(契約者やその配偶者が亡くなった時や転居の時)に担保となっている家を売却するなどして一括返済します。担保となるのは一戸建てですが、マンションを対象にしている金融機関も。地方銀行や一部の信託銀行で扱っており、都道府県の社会福祉法人や自治体などで実施していることもあります。
住宅ローンの金利が下がっている今、低い金利の住宅ローンへの借り換えも検討したいところです。
ただ、気をつけなければならないのは、手続きに伴う諸費用の負担。ローン残高2000万円を20年返済で借り換えた場合、印紙代や登記費用、保証料といった諸経費が50万円程かかります。
借り換えをした方が得になる一般的な目安としては、「残高1000万円以上で返済期間が10年以上、借り換えの金利差が1%以上」であれば諸費用を含んでも得をすることが多いですが、借り換え先が金融変動型や固定金利選択型といった将来金利が変わる方式の場合はマイナス効果になることもあります。
住宅ローンの金利を下げたい場合は他の住宅ローンへ借り換えをしなければならないと思われがちですが、実は変動金利型で住宅ローンを借りている場合、銀行に要請すれば条件次第で金利を下げてもらえるケースもあります。借り換えに比べて面倒な手続きもなく、費用も小さいことがメリットです。
3000万円を30年返済、金利2.75%で借りていた例では、銀行に電話して最大限金利を下げて欲しいと伝えたところ、1.475%と約半分の金利まで下がり、月の返済金額も1万1000円程減ったそうです。
何を優先するかで違う、これからの「住まいのカタチ」
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