50歳からの暮らしの用語集 50歳からの住まいのキーワード:防災と経済性 |
新耐震基準 | ||
建築物や土木構造物の設計において、適用される地震に耐えることができる構造の基準。 1981年(昭和56年)に耐震基準(旧耐震基準)が大きく改正され「新耐震基準」となった。 新耐震基準は、旧耐震基準の震度5程度の地震に耐えうる住宅の規定が 「震度5強程度の地震ではほとんど損傷しない建物であること」、「震度6強から7に達する程度の地震で倒壊・崩壊しない建物であること」に変わった。 背景には、1978年の宮城県沖地震(M7.4、震度5)で甚大な家屋の倒壊被害が発生したことにある。 旧耐震基準の建物は、大地震に対するチェックがなされていないため、新耐震基準にあわせた耐震診断*防災用語集が必要とされる。 耐震診断は多くの自治体に相談窓口が設けられており、耐震診断や耐震補強に対して助成しているところもある。 <関連用語 *防災用語集> 制震(制振)工法/免震工法 関連情報サイト ● 「誰でもできるわが家の耐震診断」 一般財団法人 日本建築防災協会 |