50歳からの暮らしの用語集 知っておきたい 高齢期の住まいと介護施設 |
介護療養型老人保健施設 | ||
新型老健(しんがたろうけん)と呼ばれ、病気や認知症などで長期の療養が必要な人に、充実した高齢者医療・看護やリハビリテーション、介護サービスなどを提供する施設。 厚生労働省が推進する療養病床再編の一環として、2008年5月に新設された老人保健施設。 居住地域にどのような施設があるかは、「地域包括支援センター」か市区町村の福祉担当窓口に問い合わせる。 <新型老健 新設の背景> 厚労省は医療費の抑制や、家庭の事情で高齢者が病院にとどまることを解消するために、介護保険が適用される介護型療養病床の全廃や、医療型療養病床の大幅削減の方針を打ち出しているが、従来の老健では医療必要度の高い患者の受け入れが難しく、適切な介護を受けられない高齢者の急増している。 新型老健は従来の老健よりも医療機能を強化したもので、廃止・削減される療養病床の転換先として位置づけられている。 |