50歳からの暮らしの用語集 知っておきたい用語 |
関節リウマチ | ||
からだのあちこちの関節に炎症が起こり、関節が腫れて痛む病気。 進行すると関節の変形や機能障害になることがある。 手指が小指側に曲がる尺側偏位(しゃくそくへんい)、足の親指が外側に曲がる外反母趾(がいはんぼし)、膝や肘が十分に伸ばせなくなる屈曲拘縮(くっきょくこうしゅく)などがみられる。 人口の0.4〜0.5%、30歳代から50歳代で発病する人が多く認められ、女性は男性の約3倍といわれている。 関節リウマチは関節だけでなく、全身が消耗する病気のため、全身と関節の安静が必要。睡眠を十分にとるとともに、昼間も疲れたら昼寝をとることが大切。 心臓、肺、消化管、皮膚などに血管炎が起こり、発熱や心筋梗塞、肺臓炎、腸梗塞などの症状をひきおこす「悪性関節リウマチ」は、厚生省の特定疾患の1つに指定されてる。治療費の自己負担分が補助される。 参考:公益財団法人 日本リウマチ財団 |